爆子のおもちゃ花火物語2
第2話 2Bクラッカーの巻
音の出る花火(クラッカー)は2種類!!知ってた?
どっちも火をつけて、バクハツするのは同じなんだけど、1つは導火線に火をつけて、爆発音を出すファイヤークラッカー(よく言う爆竹ね。) もう1つは導火線は無くて火をつけると煙が出て爆発音を出すスモーククラッカー(いわゆる2Bクラッカー。)この2種類!
昭和30〜40年代は、子供のおもちゃ花火の花形だったのさ
![]() 爆竹 (ファイヤークラッカー) |
子供のおもちゃ花火は、夕方お母さんが「ご飯だよぉー!はよ帰っておいでんよぉー。」って呼びに来るまでの時間は昼用花火が主役だったんだって。ヘビ(うんこ)花火・ねずみ花火・ロケット花火・パラシュート(落下傘)花火、その中の花形は、やっぱりはり音花火だったのさ。前にこのサイトで、「今だから言える、私こんな花火遊びしていましたアンケート」に届いたネタもこの音花火たちが主役のものがたくさんだったからね。時間があったら読んでみてね。 |
2Bクラッカーって?
![]() 2Bクラッカー (スモーククラッカー) |
細い長さ6cmのバイブの先に火をつけると黄色いケムリが出て、2・3秒たつと”パンッ”という音がする。 金魚・水爆・として戦前からクラッカーはあったけど、それに頭薬をつけて摺板(マッチをするところ)で、こすれば火がつくようにしたのが、愛知の稲穂花火・先代稲垣徳雄氏の開発したって言う。”2B”って言うもの。名前の由来は・・・ 煙と音を発する「TWO BREAK」からって言うのと、「2本1円売だったから」って言うのと2説があったんだ。どっちが正しいかは???でも参考として、当時やや大型の1円売りのものを“1B”って読んでたんだってさ。 |
その作り方は・・・(専門用語が出てくるから覚悟!)鶏冠石と塩剥に硝石・硫黄という危険性の高い材料を使用しながら誠に能率的に作らた。(ふぅー)
そして、愛知県安城地域を中心に黄金時代が続いたんだ。
マッチヘッド(マッチみたいにこすって火を着けるタイプ)から、線香とかで点火するものに変わった頃から”2B”(スモーククラッカー)の魅力と販売量は低迷し始めたころに、中国から”爆竹”(ファイヤークラッカー)の輸入も本格化していたことも重なり、”2B”の消費量はどんどん減少していっちゃったんだってさ。
消えようとしている2Bクラッカー!
愛知県安城地区で生まれ、この愛知県三河地区から、全国の子供達の遊びを提供して来た”2Bクラッカー”の生産はお休み中。・・・・・また1つ貴重なおもちゃ花火を代表する商品が消えちゃうかも!?
花火の3大要素は 「音・光・色」
花火現象のおもしろさは、光・色そして音。
時代の流れと共に消費環境は変化して、おもちゃ花火等の花火遊びの楽しさの1つ音。
これが騒音問題となる。でも、音花火(クラッカー)だけが、音を出すわけじゃないんだよね。
夜遅くに響く大量の打上花火の発射音、開発音、ロケット花火、それと・・・花火遊びをするみんなの騒ぐ声。これらがみんな騒音問題として問題になってるんじゃないのかな?
もちろん音花火だから、騒音問題を無視出来ないよね。だから業界としてしっかり取り組むべきだし、また、議論も行われてる。でも大事なことは、みんなのの”消費マナー”(花火をする時間や場所の気配り)がおもちゃ花火文化の未来を握ってるって事だよね。

